【定義】
「
光陰虚しく度ること莫れ」と訓じ、時間を惜しんで
修行すべきことを示す言葉。類似した表現は多数あるが、この語の場合は石頭希遷
禅師『
参同契』の末尾の一句が出典になる。
これすなはち、三世諸仏の頂[寧+頁]なり、眼睛なり。見賢思斉の猛利精進すべし、いたづらに光陰をわたることなかれ。石頭無際大師云、光陰莫虚度。かくのごときの功徳、みな成仏す。過去・現在・未来、おなじかるべし。さらに二あり三あるべからず。供養仏の因によりて、作仏の果を成ずること、かくのごとし。 『正法眼蔵』「供養諸仏」巻
コメントをかく