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【定義】

釈迦牟尼仏に関わる三つの日にちのこと。現在では「三仏忌」と総称するが、実際に忌日なのは「涅槃会」だけであり、「三仏会」と呼ぶべきではないか、などの議論もある。

【内容】

現在の日本曹洞宗では、釈尊に関わる法要を以下の通り、年に3回行う。なお、旧暦・新暦の違いがあって、「両祖忌」のように、暦によって日付を変えるべきかも検討されたようだが、明治6年(1873)3月に両大本山からの布達によって、三仏会(三仏忌)並びに、諸祖の忌日は新暦の月日に準ずべき事が定められた。一方、暦だけではなく、季節の問題にも関わる安居などは、暦の転換によって、1か月ずれるなどしている。

涅槃会(釈尊が入滅された日):2月15日
降誕会(釈尊が降誕された日):4月8日
 ※『行持軌範』では「仏誕会」という。
成道会(釈尊が成道された日):12月8日

【「三仏忌」差定

殿鐘三会大衆上殿?
 (二会中、両班に配香する場合もあるが、本来は各自自香を携帯)
七下鐘導師上殿?
上香三拝?
湯食三拝
嚫金菓茶三拝
拈香法語
出班焼香
大衆九拝
宣疏跪炉?
聖号
諷経(『大仏頂万行首楞厳陀羅尼?』)
回向
普同三拝
散堂

疏或いは回向文などで法要の違いを設ける。また、拈香法語に至るまで、導師が九拝することから「九拝差定」とも俗称され、それに出班焼香が付いた形である。

【三仏忌回向文】
浄法界の身、本と出没無し。大悲の願力、去来を示現す。仰ぎ冀わくは真慈、俯して照鑑を垂れたまえ。山門今月今日、伏して、大恩教主本師釈迦牟尼仏大和尚入般涅槃の辰(誕生には降誕の辰、成道には成道の辰)に値う、虔んで香華燈燭湯菓茶珍饈を備え以て供養を伸ぶ。謹んで現前の清衆を集め、同音に大仏頂万行首楞厳陀羅尼?諷誦す、集むる所の殊勲は、上み慈恩に酬いんことを。伏して願わくは、寂照円明にして、四種波羅蜜の妙徳を修証し、常住堅固にして、六義薄伽梵の最勝を獲得せんことを。 『行持軌範』122頁

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