【定義】
参禅学道の略。参禅して仏道を学ぶこと。仏祖が正伝してきた仏法を自ら修証して学ぶこと。『大正大蔵経』の用例を見る限り、この語は禅宗に特有の語である。
特に、道元禅師に於いては、参学は綿密に行われるべきであり、しかも一度に結果を求めてはならないとされる。
参禅学道の略。参禅して仏道を学ぶこと。仏祖が正伝してきた仏法を自ら修証して学ぶこと。『大正大蔵経』の用例を見る限り、この語は禅宗に特有の語である。
予、かさねて大宋国におもむき、知識を両浙にとぶらひ、家風を五門にきく。つひに太白峰の浄禅師に参じて、一生参学の大事、ここにをはりぬ。 『弁道話』
特に、道元禅師に於いては、参学は綿密に行われるべきであり、しかも一度に結果を求めてはならないとされる。
参学すといふは、一時に会取せんとおもはず、百廻・千廻も審細功夫して、かたきものをきらんと経営するがごとくすべし。かたる人あらば、たちどころに会取すべし、とおもふべからず。 『正法眼蔵』「密語」巻
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