【定義】
面山瑞方
禅師『
参同契吹唱』に対する、門人の斧山玄鈯禅師による提唱録(永福会『面山瑞方禅師二百二十回小遠忌紀要』参照)。なお、管理人の手元にある文久2年写本の明治35年再写本には、提唱者などの名前が記載されず、写本の表紙には面山禅師が述したものとの記載があるが、本文中に「此法ヲヨク永福開山ノ
吹唱セラル赴ノ扱イナリ」(写本8丁表)とあり、明らかに面山禅師以外の提唱であることが知られる。なお、『吹唱』本文の一語毎に対する提唱であり、『吹唱』は漢文だが『聞解』は漢字仮名交じり文となるなど、
学人の
参究に資するものとなっている。
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