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【定義】

〇辰呂靴个靴琉奸よって、暫到とは、行脚の途中で当該寺院にしばらくの間到っただけの僧侶をいう。客僧に同じ。
忠曰く、暫時、某寺に到る。当に久しからざるして去るべし。故に暫到僧と曰う。 『禅林象器箋』巻6「第六類 称呼門」「暫到」項

道元禅師の『正法眼蔵』「安居」巻や、『瑩山清規』などの古い清規などには見えないが、曹洞宗では江戸時代の段階で僧堂修行に来た僧侶を、掛搭式までの期間、一時的に旦過寮や安下所に置くようになった。その間のことを「暫到」という。そして、数日間様子を見ながら、修行の資格があるかを試すようになった。現在では古株の古参和尚に対して新到を暫到和尚などと呼ぶ。
掛搭願ふ雲水結夏は三月末、結冬は九月末に来錫す。先づ旦過寮に包を卸し、威儀を具し、知客寮?行者に通覆し、知客に拝し、次に住持に拝謁は、侍者に通じ、允を得て、知客引て、方丈に詣て拝す。茶話了て、旦過に休す。これは乍入の拝なり。次に掛搭を願ふは、再び知客に啓す。知客より知事等に通じ、生処来歴を詢問して、住持に白し、許を得て、安下の所に休息せしむ、この間を暫到と云。 『洞上僧堂清規行法鈔』巻3「新到大掛搭法」項

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