【定義】
法系の上で、祖父に当たる位置の人を師翁という。逆に、師翁からみて孫に当たる位置の人を法孫という。
道元禅師は、栄西禅師を師翁として仰がれる。
瑩山禅師は、懐弉禅師を師翁として仰がれる。
法系の上で、祖父に当たる位置の人を師翁という。逆に、師翁からみて孫に当たる位置の人を法孫という。
いま、大潙はしかあらず、一条拄杖?呑両人なるべし。いはんや国師は馬祖の子なり、大潙は馬祖の孫なり。しかあれども、法孫は師翁の道に老大なり、法子は師父の道に年少なり。 『正法眼蔵』「仏性」巻
道元禅師は、栄西禅師を師翁として仰がれる。
師翁、虚庵和尚に問う、学人、不思善・不思悪の時如何?。 『永平広録』巻6-441上堂
瑩山禅師は、懐弉禅師を師翁として仰がれる。
是を以て、自身の嗣書、先師の嗣書、師翁の血経、曽祖の霊骨、高祖の語録を、当山の奥頭に安置して、此の峯を名づけて、五老峯と称す。 『洞谷記』
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