【定義】
戒めを守ること。戒をたもつこと。仏が制定した戒律を守って犯さないこと。六波羅蜜の一、尸羅波羅蜜。
【内容】
大乗仏教の戒(=菩薩戒)は、ただ単純に守るということも重要ではあるが、仏道実践の基本となる徳目であり、菩薩の誓願でもある。したがって、社会に於ける実践を教義的に含む大乗仏教では、戒律を守るかどうかという判断は煩瑣を極めることとなった。よって、次のようにいわれるようになった。
道元禅師は、声聞戒のように持戒するのは、菩薩にとっての破戒であるとしている。
戒めを守ること。戒をたもつこと。仏が制定した戒律を守って犯さないこと。六波羅蜜の一、尸羅波羅蜜。
【内容】
大乗仏教の戒(=菩薩戒)は、ただ単純に守るということも重要ではあるが、仏道実践の基本となる徳目であり、菩薩の誓願でもある。したがって、社会に於ける実践を教義的に含む大乗仏教では、戒律を守るかどうかという判断は煩瑣を極めることとなった。よって、次のようにいわれるようになった。
釈迦牟尼仏言、声聞持戒、菩薩破戒。しかあれば、声聞の持戒とおもへる、もし菩薩戒に比望するがごときは、声聞戒みな破戒なり。 『正法眼蔵』「三十七品菩提分法」巻
道元禅師は、声聞戒のように持戒するのは、菩薩にとっての破戒であるとしている。
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