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【定義】

出家者の修行を資ける13種類の法具のこと。袈裟坐具などを含む法衣の規程のため、十三資衣ともいう。『根本説一切有部毘奈耶』などに見える。
十三資具とは、一には僧伽胝、二には嗢呾囉僧伽、三には安呾婆娑、四には尼師但那、五には裙、六には副裙、七には僧脚崎〈掩腋衣なり〉、八には副僧脚崎、九には拭身巾、十には拭面巾、十一には剃髪衣、十二には覆瘡疥衣、十三には薬資具衣なり。 義浄『南海寄帰内法伝』巻2「十衣食所須」

なお、この13種類を覚えるための偈頌もある。
頌に曰く、「三衣并びに坐具、裙は二帔も両有り、身面巾剃髪、遮瘡薬直衣なり」。 同上

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