【定義】
大智禅師が、
寂山入道(菊池武重か?)に示した
仮名法語。全1巻。
【内容】
内容は、『
大智禅師仮名法語』との関わりもあるが、この法語は特に、十二時中(一日中)の要心を示しており、一度
仏門に
帰依をしたならば、寺門の規式にしたがって、
仏祖が定めた掟に違わぬように、常に
生死事大・
無常迅速を心にかけなければならないとしている。漠然と、教えを示すだけではなく、一日の時間の使い方まで指摘しているのが、この
法語の特徴である。
現在は『
曹洞宗全書』「
法語」巻で見ることができる。
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