曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

「初めて法輪を転ず」と訓じ、最初の説法のこと。特に、釈尊成道後に、鹿野苑で五比丘を相手に四諦八正道を説いて教化した故事を指す。なお、釈尊は悟りを得た後、しばらく衆生に法を説くことを躊躇したが教えを説いた。仏教は、仏の説法があって初めて成り立ち得るということで、初転法輪は仏教史上極めて重要な出来事であるといえる。八相成道の1つに数えられる。
元亨四年甲子三月三日、法座鉞立す。己丑日、予、六合の日なり。仏、鹿野苑に在して、初転法輪するの日なり。 『洞谷記

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