【定義】
『諸回向清規式』とも。本書は、天倫楓隠の編集によって成立したが、それは永禄9年(1566)9月であり、後に明暦3年(1657)に刊行された、全5巻。
【内容】
臨済宗で広く用いられている日分・月分・年分・臨時の回向・疏・行法についての指示などを集めたもの。巻1・2は諸回向、巻3は疏・銘・図・榜牌、巻4は葬儀に於ける偈文・幡蓋・中陰作法など、巻5は懺悔法・懺摩法式・諸念誦・受戒作法などが収録されている。なお、それらの回向文は書き下しされず、『大正蔵』版には、その唐音に基づく発音方法までも一緒に示されており、現今でも臨済宗諸派は、『小叢林略清規』とともに、同書に基づく場合が多い。
現在では『大正蔵』巻81で見ることが出来る。
『諸回向清規式』とも。本書は、天倫楓隠の編集によって成立したが、それは永禄9年(1566)9月であり、後に明暦3年(1657)に刊行された、全5巻。
【内容】
臨済宗で広く用いられている日分・月分・年分・臨時の回向・疏・行法についての指示などを集めたもの。巻1・2は諸回向、巻3は疏・銘・図・榜牌、巻4は葬儀に於ける偈文・幡蓋・中陰作法など、巻5は懺悔法・懺摩法式・諸念誦・受戒作法などが収録されている。なお、それらの回向文は書き下しされず、『大正蔵』版には、その唐音に基づく発音方法までも一緒に示されており、現今でも臨済宗諸派は、『小叢林略清規』とともに、同書に基づく場合が多い。
現在では『大正蔵』巻81で見ることが出来る。
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