【定義】
大本山總持寺の御
開山・
瑩山紹瑾
禅師と、二祖・
峨山紹碩禅師に関する伝記資料で、『
總持両祖行術録』の異なる題の一。『
曹洞宗全書』「
史伝?(上)」巻に収録されるが、その際には、『
總持両祖行術録』から、一部資料のみを抜粋して掲載した体裁となっている。
【内容】
『曹洞宗全書』に『諸嶽開山二祖禅師行録』として掲載される内容を以下に列挙する。
・諸嶽開山瑩山仏慈禅師行実(侍者寂霊合掌稽首書)
・諸嶽二代峩山和尚行実(侍者慧明誌)
・跋(前興聖遠孫竺信杜多梅峰書)
以上の通り、御開山・二祖の伝記と、跋文のみを抄出したものとなっている。
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