曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

日本曹洞宗太祖常済大師瑩山紹瑾禅師の著作を収録した全集。昭和12年に刊行され、昭和42年に再版されている。大本山總持寺蔵版によって刊行されたが、印刷は鴻盟社が行った。

【内容】

元々、瑩山禅師の著作は高祖道元禅師の著作とともに、『曹洞宗全書』「宗源」巻に収録されていたが、さらに他の著作などを加えて昭和12年に刊行された。瑩山禅師の御生涯についても略伝が付され、全ての著作には解題が付されている。

編纂者は当時總持寺監院を務めていた孤峰智璨禅師(後の總持寺独住18世)であり、例言によると永久岳水師も協力したことが知られている。

収録されている著作は以下の通り。

・『伝光録
・『信心銘拈提
・『坐禅用心記
・『三根坐禅説
・『秘密正法眼蔵
・『瑩山和尚清規
・『十種疑滞
・『十種勅問
・『瑩山和尚法語』
・『洞谷記
・『瑩山瑾禅師語録
・『瑩山瑾禅師語録拾遺』
・『常済大師真筆類纂』
以下は附録(真撰と確認できないものも含む)
・『報恩録
・『總持開祖御教義抄
・補遺
・『仏祖正伝菩薩戒教授文

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます