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【定義】

心の働きが滅するところのこと。なお、道元禅師は仏の道理とは、道得(表現)を否定され得ないとの立場から、心行処滅については一切の心行を指すとしている。
いま邪党おもはくは、掩室坐夏仏意は、それ言説をもちいるはことごとく実にあらず、善巧方便なり、至理言語道断し、心行処滅なり、このゆえに、無言無心は至理にかなふべし、有言有念は非理なり、このゆえに、掩室坐夏九旬のあひだ、人跡を断絶せるなり、とのみいひ、いふなり。これらのともがらのいふところ、おほきに世尊仏意孤負せり。いはゆる、もし言語道断、心行処滅を論ぜば、一切の治生産業、みな言語道断し、心行処滅なり。言語道断とは、一切の言語をいふ、心行処滅とは、一切の心行をいふ。いはんや、この因縁、もとより無言をたふとびんためにはあらず。 『正法眼蔵』「安居」巻

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