【定義】
岩手県正法寺に伝わる古文書を綴った冊子の名称。草案本系統『弁道話』、『洞谷開山瑩山和尚之法語』を始め、置文・連判状・住山記?・喪記(同寺二世月泉?良印禅師)などが入っており、他に類を見ない貴重な文献を多数収録する。なお、古写本を書写したのは、寿雲良椿大和尚であり、永正12年(1515)8月に行われている。昭和に入って、衛藤即応博士が『正法眼蔵序説』(岩波書店)にてこの文書を部分的に採り上げ、また、後には文書の一部が『続曹洞宗全書』「宗源補遺?」巻などに収録されるに及び、世に広まった。現在では、正法寺から影印と翻刻を収録した『正法眼蔵雑文』(春秋社)が刊行されているため、文書の具体的な状況も知ることが可能である。
岩手県正法寺に伝わる古文書を綴った冊子の名称。草案本系統『弁道話』、『洞谷開山瑩山和尚之法語』を始め、置文・連判状・住山記?・喪記(同寺二世月泉?良印禅師)などが入っており、他に類を見ない貴重な文献を多数収録する。なお、古写本を書写したのは、寿雲良椿大和尚であり、永正12年(1515)8月に行われている。昭和に入って、衛藤即応博士が『正法眼蔵序説』(岩波書店)にてこの文書を部分的に採り上げ、また、後には文書の一部が『続曹洞宗全書』「宗源補遺?」巻などに収録されるに及び、世に広まった。現在では、正法寺から影印と翻刻を収録した『正法眼蔵雑文』(春秋社)が刊行されているため、文書の具体的な状況も知ることが可能である。
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