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【定義】

奥州の正法寺住持であった23世・定山?良光によって書かれ、元禄15年(1702)に刊行された、全2巻。宗門嗣法に関する著作である。

【内容】

この著作は卍山と共に宗統復古運動を推し進めた梅峰竺信の著『洞門劇譚』に対する反駁書として書かれた。なお、『宗統復古志』に依れば、同著は大訥誙(正法寺24世・大訥良辯か?)なる者が書いた『仏祖正伝三物弁』という著作の発想を継承して書かれたものである。

論点であるが、梅峰は、「因院易嗣」を弊害として批判したのに対し、定山は、『正法眼蔵』「授記」「嗣書」「面授」巻などを引用し、歴代祖師参師問法の様子を入れるなどし、さらに独自の解釈を加えて、寺院に住持するに当たって、嗣法を変える「以院易師」こそが、仏々祖々が正伝された仏法であるとした。

なお、同著に対しては、仙台にあった臨済宗妙心寺派の瑞鳳寺の住持であった桂林崇琛が『正法嫡伝獅子一吼集弁解?』(全1巻)を宝永元年(1704)に著して反駁した。

また、『獅子一吼集』については、現在『曹洞宗全書』「室中」巻、『永平正法眼蔵蒐書大成?』巻20で見ることができる。

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