【定義】
��折伏の対語。心を寛大にして他人を受け入れて、反発しないこと。摂し受けること。
��慈悲によって衆生を救い取ること、衆生を守ること。
【内容】
日本曹洞宗には関係ないが、参考までに指摘すると、日蓮宗の日蓮聖人は、折伏と摂受について次のように指摘される。
これからすれば、日蓮聖人は折伏と摂受で、それが主に用いられるべき条件を、その国の状態によると考えていることになる。
��折伏の対語。心を寛大にして他人を受け入れて、反発しないこと。摂し受けること。
��慈悲によって衆生を救い取ること、衆生を守ること。
願くは、ひごろの迷酔すみやかにさめて、諸仏の大界の、遍界に違越すべからざる、済度摂受に一切衆生みな化をかうぶらん功徳を、礼拝恭敬すべし。 『正法眼蔵』「礼拝得髄」巻
【内容】
日本曹洞宗には関係ないが、参考までに指摘すると、日蓮宗の日蓮聖人は、折伏と摂受について次のように指摘される。
夫、摂受・折伏と申法門は、水火のごとし。火は水をいとう、水は火をにくむ。摂受の者は折伏をわらう、折伏の者は摂受をかなしむ。無智悪人の、国土に充満の時は摂受を前とす、安楽行品のごとし。邪智謗法の者、多時は折伏を前とす、常不軽品のごとし。 『開目抄』
これからすれば、日蓮聖人は折伏と摂受で、それが主に用いられるべき条件を、その国の状態によると考えていることになる。
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