【定義】
読み方は「せっすい」。原意は「水を分けること」。行法としては、行鉢で洗鉢した際の水を鉢盂(鐼子)に入れて待つ。その後、喝食行者が「折水」と喝した後、大衆は合掌して「折水偈」を唱える。浄人が折水桶を持って僧堂内に入り各単を順番に回るが、自分の前に来た時、折水桶に鉢盂から水を戻す。その際、右手で鉢盂を持ち、左手で隠すようにして戻すこと。
道元禅師が示される行法は以上の通りだが、「折水」という語句は用いられない。
読み方は「せっすい」。原意は「水を分けること」。行法としては、行鉢で洗鉢した際の水を鉢盂(鐼子)に入れて待つ。その後、喝食行者が「折水」と喝した後、大衆は合掌して「折水偈」を唱える。浄人が折水桶を持って僧堂内に入り各単を順番に回るが、自分の前に来た時、折水桶に鉢盂から水を戻す。その際、右手で鉢盂を持ち、左手で隠すようにして戻すこと。
折鉢水桶の来るを待って、先ず合掌して応に鉢水を折鉢水桶に棄つべし。鉢水を浄人の衫袖に灑がしむることを得ざれ。手を鉢水にて洗うことを得ざれ。鉢水を不浄地に棄つることを得ざれ。 『赴粥飯法』
道元禅師が示される行法は以上の通りだが、「折水」という語句は用いられない。
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