日本曹洞宗に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々を簡潔に示しています。日本曹洞宗に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

「曹洞宗教育規程」で定めるところ、曹洞宗僧侶(教師)養成のための機関であり、特に宗務庁(これを、宗立専門僧堂という)、または各寺院が設置した修行道場を、専門僧堂(比丘尼に対する僧堂は専門尼僧堂。内容は同じ)という。両大本山に設置されたものを「本山僧堂」という。また、専門僧堂は、「曹洞宗●●寺(院・斎・軒・庵)専門僧堂」という名前になり、専門尼僧堂の場合には「●●(都道府県名)専門尼僧堂」となる。

【内容】

基本的に、所得可能な資格或いは履修学科などの面で、本山僧堂と専門僧堂との違いはない(詳細は「本山僧堂」の項目を参照)。他に特別僧堂がある。資格については、要はどれくらいの期間在籍していたかということと、僧堂以外の教育機関(例えば、駒澤大学を始めとする教育機関)での履修状況などを考慮して、得られる教師資格は異なる。

なお、専門僧堂には、以下のような役員が置かれなければならない。

師家(1人)
・准師家(1人)

・堂長(1人。僧堂を代表し、職務を統理する)
・堂監(1人。教務及び掛搭僧を監督する)
・監事(1人。教務を処理する)
・講師(若干人。学科を指導する)
・副監事(若干人。監事を補佐する)

【各地の僧堂に修行に行く方法】

掛搭資格については、「曹洞宗教育規程」第19条に、「本宗の僧侶であって中学校卒業以上の者」と定められているため、義務教育が終わり、更に出家得度を終えた者に限られていることとなる。なお、道元禅師が『正法眼蔵』「安居」巻で、掛搭を志願する日付について厳しく論じられているように、各僧堂では、掛搭志願が可能な日付が決まっている(大体は、夏安居冬安居が始まる50日前くらいが掛搭受付の目安であろう。志願はより以前からも可能)。よって、各僧堂から「掛搭志願書」を取り寄せて、そして必要事項を書いて志願し、許可をもらった者だけが掛搭できる。詳細は各僧堂に尋ねなくてはならない。当項目は、出家した者が自らの修行のために赴くことを前提にしている。

ただ坐禅修行の体験を希望する在家の参禅者は、「坐禅会」を参照せよ。

【全国各地の僧堂[特別僧堂・本山僧堂・専門僧堂]】

以下にあるのは、2017年11月19日現在の設置された僧堂である。名前と場所(市町村)のみを記す。

大本山永平寺特別僧堂(福井県吉田郡永平寺町)
・大本山永平寺本山僧堂(上記と並立)
・大本山總持寺特別僧堂(神奈川県横浜市鶴見区)
・大本山總持寺本山僧堂(上記と並立)
・大本山永平寺別院長谷寺専門僧堂(東京都港区)
・大本山總持寺祖院専門僧堂(石川県輪島市)
最乗寺?専門僧堂(神奈川県南足柄市)
・西有寺専門僧堂(神奈川県横浜市中区)
可睡斎?専門僧堂(静岡県袋井市)
日泰寺?専門僧堂(愛知県名古屋市千種区)
・特別尼僧堂(下記と並立)
・愛知専門尼僧堂(愛知県名古屋市千種区)
妙厳寺?専門僧堂(愛知県豊川市)
興聖寺専門僧堂(京都府宇治市)
・智源寺専門僧堂(京都府宮津市)
・洞松寺専門僧堂(岡山県小田郡矢掛町)
・瑞応寺専門僧堂(愛媛県新居浜市)
・明光寺専門僧堂(福岡県福岡市博多区)
・安国寺専門僧堂(福岡県福岡市中央区)
・皓台寺専門僧堂(長崎県長崎市)
・長国寺専門僧堂(長野県長野市)
宝慶寺専門僧堂(福井県大野市)
・御誕生寺専門僧堂(福井県越前市)
・発心寺専門僧堂(福井県小浜市)
大乗寺専門僧堂(石川県金沢市)
・富山専門尼僧堂(富山県富山市)
・大榮寺専門僧堂(新潟県新潟市江南区)
・好国寺専門僧堂(福島県福島市)
正法寺専門僧堂(岩手県奥州市)
善寳寺?専門僧堂(山形県鶴岡市)
・定光寺専門僧堂(北海道釧路市)
・中央寺専門僧堂(北海道札幌市中央区)

当然、開単閉単によって上記の専門僧堂は増減がある。本項目では、1年に1度くらいは更新していく予定。

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