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【定義】

三洲白龍が記した、禅戒論を展開する著作。全2巻、写本でのみ伝わる。序・跋・識語などが無く、撰述年次は明らかではない。

【内容】

内容だが、卍山道白の法嗣である三洲白龍が、禅戒の要諦について、加行懺悔戒源戒体・護持の五面から解説したもの。加行と懺悔については、受戒伝戒道場を開くに当たっての心得と意義を述べている。特に、受者の内面性を重んじ、幼年の者には後に重授させることや、犯罪を犯した者には、強く懺悔を行われてから受戒すべきだとしている。戒源の章では、禅戒相承の次第を説いて面授を重視し、戒体の章では、三聚浄戒十重禁戒を『教授戒文』に依りながら、仏教の戒学上から広く探究している。思想的には、基本的に月舟卍山に依拠したものである。

現在このテキストは、『曹洞宗全書』「禅戒」巻にて見ることが可能である。

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