曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

中国禅宗初祖・菩提達磨?が、法嗣となる二祖慧可?から、心が未だ安らかならざるので、何とかして欲しいという願いに対し、心不可得なる道理を示して、逆説的に安心させた公案のこと。二祖心不可得とも。
二祖大師初祖に問う、「我が心未だ寧ならず、乞うらくは師よ、安を与えよ」。祖云く「心を将ち来れ、汝がために安ぜん」。云く「心を覓むるに了に不可得」。祖云く「我、汝がために心を安んじ竟んぬ」。 『永平広録』巻9-頌古89則

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