【定義】
師家が学人を指導する際に用いられる法具のこと。長さはほぼ、70cm〜1mほど(三尺)。かつては、現在の「警策」のような形であったと思われる。現在は、竹を曲げて藤を巻き漆を塗って作られた弓を、半分にして用いる。拄杖?・払子・如意・中啓などと合わせて、導師が用いる法具であった。現代では、首座法戦式にて法幢師から付与されて首座が用いる。
なお、瑩山禅師は、道元禅師が最初に用いられた竹箆についての記録を残している。
師家が学人を指導する際に用いられる法具のこと。長さはほぼ、70cm〜1mほど(三尺)。かつては、現在の「警策」のような形であったと思われる。現在は、竹を曲げて藤を巻き漆を塗って作られた弓を、半分にして用いる。拄杖?・払子・如意・中啓などと合わせて、導師が用いる法具であった。現代では、首座法戦式にて法幢師から付与されて首座が用いる。
仏祖の道取する心は皮肉骨髄なり、仏祖の保任せる性は竹箆拄杖?なり。仏祖の証契する玄は露柱灯籠?なり、仏祖の挙拈する妙は知見解会なり。 『正法眼蔵』「説心説性」巻
なお、瑩山禅師は、道元禅師が最初に用いられた竹箆についての記録を残している。
興聖自作の三尺の竹箆〈鉄の尺定、三尺二寸〉を与う、日本最初の入室の竹箆、之を付授す。 『洞谷記』
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