【定義】
生きていた衆生が死亡してから、次の世に生じるまでの中間的期間のこと。中有ともいう。なお、一説に、中陰は七日で生まれ変わり、それを最大で7回繰り返すことから、四十九日が最大となる。なお、この期間は単純に「七日供養」「中陰供養」などと称して、死者が良い状態で生まれ変われるように読経などを行って供養する。
【内容】
曹洞宗では、既に道元禅師の段階で「中陰」の用語が見える。
道元禅師は母の死を契機として仏道を志し、9歳で『倶舎論』を読んだとされる。同論中は、三世の生まれ変わりについて詳しく説かれるため、関心はあったと思われる。更に、晩年には『正法眼蔵』「三時業」巻を著すなどして、三世にわたる生まれ変わりについて、一定の議論を進めた。
生きていた衆生が死亡してから、次の世に生じるまでの中間的期間のこと。中有ともいう。なお、一説に、中陰は七日で生まれ変わり、それを最大で7回繰り返すことから、四十九日が最大となる。なお、この期間は単純に「七日供養」「中陰供養」などと称して、死者が良い状態で生まれ変われるように読経などを行って供養する。
【内容】
曹洞宗では、既に道元禅師の段階で「中陰」の用語が見える。
示に云く、孝順は尤も用ふる所なり。但し、その孝順に在家出家之別在り。在家は孝経等の説を守りて生をつかふ。死につかふる事、世人皆知れり。出家は恩を棄て無為に入て、無為の家の作法は、恩を一人に不限、一切衆生斉く父母の恩のごとく深しと思て、所作善根を法界にめぐらす。別して今生一世の父母に不限。是則無為の道に背ざるなり。日々の行道時々の参学、ただ仏道に随順しもてゆかば、其を真実の孝道とするなり。忌日の追善中陰の作善なんど、皆在家に所用なり。 『正法眼蔵随聞記』巻3
道元禅師は母の死を契機として仏道を志し、9歳で『倶舎論』を読んだとされる。同論中は、三世の生まれ変わりについて詳しく説かれるため、関心はあったと思われる。更に、晩年には『正法眼蔵』「三時業」巻を著すなどして、三世にわたる生まれ変わりについて、一定の議論を進めた。
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