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【定義】

面山瑞方禅師が宝暦3年(1753)に『建撕記』を訂正補記した、道元禅師伝の一。全2巻で、宝暦4年(1754)8月に開版された。なお、文化3年(1806)7月に、瑞岡?珍牛禅師・大賢?鳳樹禅師が図会(図絵)を加えて『訂補建撕記図絵?』を刊行した。

【内容】

面山禅師は修学の過程で、地蔵院法舟から、永平寺15世光周禅師が所持していた『建撕記』の、泰雲法水和尚による写本を入手し、それを訂補したのが『訂補建撕記』であった。本書刊行後は、曹洞宗内外に於ける道元禅師伝に大きすぎる影響を与えたが、近年はその見解の一々が再考察され、多くが不採用となっている。

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