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【定義】

頭角とは、頭に生える角を指し、一般的な用語としては「とうかく」と読んで、優れた才能などを意味するが、「ずかく」と読む禅語では、余計なとらわれのこと。よって、「頭角触折」とは、余計なとらわれを脱して、無分別に至ること。
おほよそ徳山、それよりのちも、させる発明ありともみえず、ただあらあらしき造次のみなり。ひさしく龍潭にとぶらひせば、頭角触折することもあらまし、頷珠を正伝する時節にもあはまし。わづかに吹滅紙燭をみる、伝灯に不足なり。 『正法眼蔵』「心不可得」巻

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