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【定義】

面山瑞方師が曹洞宗に於ける仏祖礼法を定め、刊行した際の文献名。寛延2年8月に跋文が記された。また、刊行の経緯については、以下の通りである。
仏祖礼 仏祖宗礼は、永祖の家訓なり、歴代の列名差異あり、今祖師法脈に依て正す、東西密相付、仏祖密付は列祖に係る語ゆへに、古来より参同・宝鏡を誦して回向す、日本は更に永祖の訓を用ふべし、ゆへに坐禅箴を加して、印刻流通す 面山師『洞上僧堂清規行法鈔』巻5「別行法式十八條」

なお、そのため、『洞宗仏祖礼』は『参同契』『宝鏡三昧』『坐禅箴』、回向で「五十七仏懐奘禅師まで)」が収録されている。また、面山師による本書の跋文は以下の通り。
永平門下室内に修する所の仏祖宗礼の式は高祖の家訓なり、歴代の尊号、写誤に渉るもの多し、故に今之を訂し、且つ祖訓三條を副えて寿梓す、其の馬鳴に阿那菩底を梵称し、師子に菩提を加えるがごとし。亦た天童相承の訓訣なり。伏して乞ふ、後学、宜しく体悉すべし。 寛延二暦八月吉旦伝永平正宗第二十九葉若水松永渓吉祥林杜多瑞方面山焚桟叩頭謹誌

以上の通り、特に「五十七仏」の呼称について、永平寺所蔵の道元禅師の『嗣書』などを用いて、表記や呼称を検討した様子が理解出来る。

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