日本曹洞宗に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々を簡潔に示しています。日本曹洞宗に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

‥戮鯑世襪海函生死の苦の世界を超えて、涅槃の安楽の世界に渡ることを得度という。
剃髪をして出家者になること。中国では沙弥と僧とを区別していたが、得度は沙弥になることであり、その後具足戒を受けて、正式な僧になった。法臘戒臘)は、この具足戒を受けて、そして夏安居随喜した年数をもって定めている。日本では、この区別が強くなく、得度をもって僧となるとされた。

【内容】

ところで、現在の日本曹洞宗では、在家得度という俗語もあるが、道元禅師は以下のように明言される。
しかあればすなはちしるべし、得度といふは、出家なり。未出家は沈淪にあり、かなしむべし。 『正法眼蔵』「三十七品菩提分法」巻

つまり、「在家得度」という表現は、道元禅師の意思に背く表現であり、あってはならないことである。現に、今の曹洞宗には、『曹洞宗宗制』にも『行持軌範』にも、存在しない用語である。また、今の曹洞宗では、面山瑞方『得度略作法』にしたがって、「得度式」が作られ、『行持軌範』に詳細なる差定が示される。

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