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【定義】

逆水洞流師が示した、得度式の作法書。明和2年(1765)に刊行された、全1巻。詳しくは『洞上得度或問弁儀章』という。

【内容】

面山師は、宝暦13年(1763)に『得度或問』を刊行していたが、この著作に対して、逆水洞流が反論し、この『弁儀章』を著した。本書の構成は以下の通りである。

・得度或問弁儀章序
・弁儀綱述篇
・得度或問弁儀章第一
・得度或問大衣弁儀章第二
・題或問跋後

なお、「第一」に於いては、得度作法全般に対する議論がなされているが、争点の中で特記すべきは、得度式に於ける沙弥戒授受を否定し、単受菩薩戒を主張したことにあるといえよう。「第二」に於いては、宗門で伝持される袈裟全般に対しての議論だが、逆水は九条衣が得度時に授けられるものであり、五条・七条は余分だとした。また、その九条衣に関しても、象鼻衣?をその主とするなど独自性が見られる。

現在、本書は『続曹洞宗全書』「禅戒」巻にて見ることができる。

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