【定義】
独りで庵居するなどしながら修行すること。独処、独住に同じ。
なお、この上堂に見るように、道元禅師は独居の形態での修行には批判的で、叢林にて集団修行を行うべきだと説いた。更に瑩山禅師もこの見解を受けて『伝光録』第14章などで独居を禁ずる旨主張されている。
独りで庵居するなどしながら修行すること。独処、独住に同じ。
古来、学仏法の人、或は草庵に独居し、或は精舎に共行す。独居の輩は多く鬼魅魍魎に侵さる、共行の人は天魔波旬に嬈さるること少なし。未だ仏道の通塞を明らめず、空しく至愚の独居を守る、豈に錯りに非ずや。今、常に叢林の長連牀上に在って昼夜に弁道する、魔子嬈することを得ず、鬼魅侵すことを得ず。誠に是、善知識、又、則ち勝友なり。 『永平広録』巻6-438上堂
なお、この上堂に見るように、道元禅師は独居の形態での修行には批判的で、叢林にて集団修行を行うべきだと説いた。更に瑩山禅師もこの見解を受けて『伝光録』第14章などで独居を禁ずる旨主張されている。
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