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【定義】

日月は太陽と月のことで、星辰は星座のこと。諸々の天体を指す言葉だが、我々人間の眼には常に客観的に映るため、客観的存在のことをいう。なお、これをただの客観と見るのは凡夫の立場であり、仏祖は主客一体、三界唯心をもって、日月星辰もまた心とする。
しばらく山河大地?・日月星辰、これ心なり。この正当恁麼時、いかなる保任現前する。〈中略〉日月星辰は人天の所見不同あるべし、諸類の所見おなじからず。恁麼なるがゆえに、一心の所見これ一斉なるなり。これらすでに心なり。内なりとやせん、外なりとやせん、来なりとやせん、去なりとやせん。 『正法眼蔵』「身心学道」巻

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