【定義】
「波羅蜜(波羅蜜多)」とは、梵語[paramita]の音写であり、古くは「度」と訳していたが、「
彼岸到」とも訳す。本来の意味は、完全に至った、完璧に渡り終わったという意味であり、
修行が完成したこと、悟りの道であることを指す。
波羅蜜といふは、彼岸到なり。彼岸は去来の相貌蹤跡にあらざれども、到は現成するなり、到は公案なり。修行の、彼岸へいたるべしとおもふことなかれ。これ彼岸に修行あるがゆえに、修行すれば彼岸到なり。この修行、かならず遍界現成の力量を具足するがゆえに。 『正法眼蔵』「仏教」巻
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