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【定義】

Vairambhakaの音写で、世界が生成される時、あるいは壊滅する時に吹くとされる暴風のこと。音写の関係で、類似した表現の組み合わせは多く存在する。
万善無象なりといへども、作善のところに計会すること、磁鉄よりも速疾なり。そのちから、毘嵐風よりもつよきなり。 『正法眼蔵』「諸悪莫作」巻

なお、道元禅師が用いた「毘嵐風」は音写と意訳を重ねた表現。
毘楼那風とは、応に是れ毘嵐風なるべし、此に旋猛風と云うなり。 法蔵『華厳経探玄記』巻20

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