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【定義】

道元禅師が天童山で如浄禅師から仏祖正伝菩薩戒を伝授された際の儀式作法が書かれた著作。全一巻。現在では本書の作法に従って、伝戒式が行われ、また授戒会の作法にも多分の影響を与えている。

【内容】

道元禅師は、南宋の宝慶元年(1225)9月18日に、天童山景徳寺で如浄禅師から中国曹洞宗が伝来していた仏祖正伝菩薩戒を伝授しているが、その時の儀式作法を記録したものが、この『仏祖正伝菩薩戒作法』である。
右大宋宝慶元年九月十八日、前住天童景徳寺堂頭和尚道元に授くるの式、是の如し。祖日侍者〈時の焼香侍者。〉・宗端知客・広平侍者等、周旋して此の戒儀を行ず。

なお、古来から、日本曹洞宗室中では、この書を秘書として、師資相承の者以外には他見を許さなかった。懐弉禅師は、以下のように伝えたという。
右の菩薩戒儀、先師親筆の本、懐弉これを伝受す。今、法弟義尹蔵主法器為るは、これを聴許す。並びに已に伝写し畢わんぬ。

このように、本師が見込んだ弟子にのみ同著の書写を許したことは明らかである。また、肥後広福寺には、正中2年(1325)の写本があり、永平寺總持寺永光寺などにも写本が存する。現在では『道元禅師全集』、『続曹洞宗全書』「宗源補遺?」などで見ることが可能である。

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