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【定義】

法孫として道元禅師を追慕し、その道業を讃歎するために行われる講式のこと。なお、宝暦3年(1753)2月5日に面山瑞方禅師が著し、自題を付されて刊行された。巻尾の「恭題」は央山環中禅師が宝暦3年8月28日に著したものである。なお、面山禅師刊行時は外題『永平開山報恩講式』で、内題『承陽祖師報恩講式』であった。
⊂綉『承陽祖師報恩講式』を明治14年(1881)5月8日に門下末学と自称した大内青巒居士が校補し、同年8月28日に法孫比丘と称した辻顕高老師が再刻し、吉祥山蔵版として刊行された。その際、外題『洞上高祖報恩講式』とし、内題『承陽大師報恩講式』となった。字句の一部が修正されているが、基本は,汎韻犬任△襦8什澆蓮続曹洞宗全書』「清規・講式」巻に収録されている。

【内容】

〔婿柿技佞亮序によれば、「信州の泉公、羽州の奇公、倶に永平講式を著して、世に行はる、謂いつべし能く法恩を知るものとなり。然れども文に脱漏有り、字に魚魯有り。蓋し考讎の未だ罄きざるなり」とするように、既に『永平講式?』という文献が存在したが、内容に問題があったため、面山禅師が別に述して、この二僧の志を継いだとしている。内容は以下の通りである。

●『承陽祖師報恩講式』
・照牌の図
・道場図
・散華偈
・四智の讃
・鐃鈸の図
・祭文
・総礼偈
・如来唄
・散華の偈
・梵音の偈
・錫杖の偈
・式文
・講讃(今此の講讃、例して五門を明かす)
・礼拝伽陀
・普回向
・恭題(央山環中禅師)

道元禅師諡号について、明治12年(1879)に明治天皇より「承陽大師」が追贈されたため、道元禅師への呼称が「承陽大師」となっている。なお、面山禅師が用いたのは「承陽祖師」であったが、江戸時代に複数の使用例がある。

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