日本曹洞宗に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々を簡潔に示しています。日本曹洞宗に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

曹洞宗で制定された放生会作法のこと。江戸時代に面山瑞方禅師が『放生式』を刊行したとされるが、当Wiki編集者は未見。なお、昭和中期の『昭和改訂曹洞宗行持軌範』及び『昭和訂補曹洞宗行持軌範』の臨時行持に「放生会法」として立項されたが、直接は来馬琢道老師『禅門宝鑑?』(鴻盟社・明治44年)の「放生会法」が典拠であり、面山禅師『放生式』との関係は、現段階では不明。また、現行の『行持軌範』には収録されていない。

【差定】

放生会については実施日時を定めておらず、「往時は六斎日、十斎日、仏涅槃会、七月十五日、父母、師僧、兄弟、朋友、子女等の忌日追善の為に修し、或は病気平癒を祈念して修したるものである」(『行持軌範』「放生会法」項)とある。

差定は以下の通りである。

・準備
・陳白文
・授三帰
・宝勝如来十号
・十二因縁
・滅相十二因縁
・結願文
・放生

なお、『金光明経』巻4「流水長者子品第十六」を主な思想的根拠として成立した作法であるが、前世の行いによって動物となっているものに、十二因縁を説いた功徳を回らし、更に放生という善行を重ねる法会という主旨に、多くの人権的問題が散見されるため、現行の軌範には収録されていない。

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