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【定義】

両祖とは「二人の祖師」という意味であり、その忌日に古徳を偲んで行う法要を「両祖忌」という。なお、供養すべき対象にしたがって幾つかの例がある。

|K甦(10月5日)と百丈忌(1月17日)
達磨忌とその寺の開山忌。
CK甦と永平忌。
け癖心と瑩山忌(ともに9月29日)。

【内容】

現在の日本曹洞宗では、明治10年に制定された「祖師忌改正条例」によって、太陽暦での9月29日に両祖道元禅師瑩山禅師)が示寂したとし、その日を両祖忌と定めている。ただ、最近の研究では、当時の計算方法では両祖の忌日は1日ずれているとも指摘する者もいるが、信仰的理由によって現状でも維持されている。

また、両祖忌の諷経は以下の通りである。

●両祖忌前日
1、疏調認
2、僉疏式(斎罷)
3、宿忌準備
4、迎真諷経(禺中)
5、特為献湯諷経(晡時?

●両祖忌正当
1、献粥諷経
2、正忌諷経(午時)
3、送真諷経(哺時)

正忌諷経については、祖師忌同様に、十八拝差定にて行うのが通例である。

【両祖忌回向文】
浄法界の身、本と出没無し。大悲の願力、去来を示現す。仰ぎ冀わくは真慈、俯して照観を垂れたまえ。山門今月今日、伏して高祖承陽大師、太祖常済大師示寂の辰に値う。虔んで香華燈燭湯菓茶珍饈を備え、以て供養を伸ぶ。謹んで合山の清衆を集め、妙法蓮華経如来寿量品を諷誦す、集むる所の殊勲は、上み慈恩に酬いんことを。伏して願わくは、悲心を捨てず、三界六凡の衆を愍み、末世に再来して、一華五葉の春を現じ、後昆覆蔭して、祖風永く扇がんことを。

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