曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

大本山總持寺両祖(御開山瑩山紹瑾禅師・二祖峨山韶碩禅師)の行状などを集めた文献。なお、元禄4年(1691)臘八に書かれた梅峰竺信禅師の跋に依れば、同年冬に加賀芳春院の鳳山慧丹禅師が總持寺両祖の伝記や『十種勅問』などを集め、梅峰禅師に手紙を送り「三百年後の末造、未だ本祖の道徳に於いて知らず」と歎きつつ、これらの伝記などを印刷し、世に広めたいと願ったため、刊行された経緯などが理解出来る。現在では、本書に収録された文書の内、両祖の行状のみを『諸嶽開山二祖禅師行録』として『曹洞宗全書』「史伝?(上)」巻に収録されており、容易に閲覧可能である。

【内容】

本書の内容は、以下の通りである。題が付いていない場合には、当Wiki編集者が便宜的に付した。

・瑩山紹瑾禅師頂相・自讃
・峩山紹碩禅師頂相・自讃
・諸嶽開山瑩山仏慈禅師行実(侍者寂霊合掌稽首書)
瑞夢記?
・今上皇帝十種疑問(嗣法小師紹碩謹書)
・上開山和尚書(孤峰覚明)
・諸嶽開山十條亀鑑
・請峩山和尚疏
・開山和尚退院上堂
・諸嶽二代峩山和尚行実(侍者慧明誌)
・峩山和尚法語
・跋(前興聖遠孫竺信杜多梅峰書)

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