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【定義】

足を組んで坐ること、あぐらで坐ること。特に、禅宗で用いる場合には、結跏趺坐半跏趺坐などのように、坐禅の時の足の組み方を指す。「跏」も「趺」も、それぞれ足を組んで坐る意味がある。
しかのみにあらず、知家非家捨家出家、入山修道信行?法行?するなり、造仏造塔するなり、読経念仏するなり、為衆説法するなり、尋師訪道するなり、跏趺坐するなり、一礼三宝するなり、一称南無仏するなり。 『正法眼蔵』「発無上心」巻

【内容】

「跏」について、以下の註釈がある。
結跏の跏は、加にて本は足片なし、加は重也と注す、加の代に交の字も用ゆ、玄応音義云、加趺加重也、今取其義、則交足坐也。 『普勧坐禅儀聞解

参照されているのは、玄応『一切経音義』巻71である。

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