【定義】
永平寺7世として入り、
本師の6世
曇希禅師の開版事業を助力したことでも知られる。
生没年:不明(一説には、元中5年[1388]1月25日に70歳で
示寂)
出身地:不明
俗 姓:不明
【略歴】
永平寺6世・
宝慶寺3世の曇希禅師に従い、その会下にて
書記及び
首座を務め、曇希禅師の『
学道用心集』『
永平略録』の刊行に助力した。曇希禅師の法嗣となり、永平寺7世として
晋住した。元中5年には『
仏祖正伝菩薩戒作法』を
喜純に伝授している。
永平兼宝慶に住持する比丘曇希立版す。開板奉行は比丘瑞雄維那、書字は比丘一書記。 古刊本『学道用心集』奥書
この「一書記」というのが、後の以一禅師のことである。
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