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【定義】

依草付葉ともいう。人は死後、来世の生縁が定まらない中有の間、その霊魂は草木に宿っていると考えられていた。これを転じて、文字や言句に執着して、自由独脱の境地に到達できないことに喩える。
宗杲おもはくは、大小の隠倫わづかに依草附木の精霊にひかれて保任せるところの見解、これを仏法とおもへり。 『正法眼蔵』「自証三昧」巻

「依草附木の精霊」とすれば、自主性が無く他に追随しまわる者への蔑称に使われる。

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