曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

江戸時代日本曹洞宗が輩出した学僧。号は甘露、名は英泉。江戸・福寿院の寛公の弟子であったが、その行実の詳細は不明である。享保9年(1724)に、禅戒論の一である『尸羅敲髄章』(全1巻)を著した。

なお、面山瑞方『永福面山和尚広録』巻22には、「尸羅敲髄の尾に跋す」という跋文が収録されているが、これは甘露英泉の死に様を聞いた面山が、その様子などを手元の『尸羅敲髄章』版本に、私的に書き加えたものであり、内容は、他者批判が強すぎた者の末路というもので、或る種の警告・自戒として示されている。閲覧等には注意されたい。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます