【定義】
「稽首」とは、インドでもっとも丁寧な礼拝法で、頭を地に付けて敬礼することである。首は首(頭)、稽はその礼拝の姿のことを指す。よって、頭を地に付けて礼拝する方法を、稽首拝といい、同時に尊崇の念も入るものである。
「稽首」とは、インドでもっとも丁寧な礼拝法で、頭を地に付けて敬礼することである。首は首(頭)、稽はその礼拝の姿のことを指す。よって、頭を地に付けて礼拝する方法を、稽首拝といい、同時に尊崇の念も入るものである。
法益の謝拝、かならずしも九拝・十二拝にあらず、あるひは三拝、あるひは触礼一拝なり、あるひは六拝あり。ともにこれ稽首拝なり。西天にはこれらを、最上礼拝となづく。あるひは六拝あり、頭をもて地をたたく。いはく、額をもて地にあててうつなり、血のいづるまでもす。これにも展坐具せるなり。一拝・三拝・六拝、ともに額をもて地をたたくなり。あるひはこれを頓首拝となづく。 『正法眼蔵』「陀羅尼」巻
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