曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

畔上楳仙禅師が住持を勤めていた大本山總持寺で、明治21年に刊行された太祖瑩山紹瑾禅師の一生涯をまとめた絵伝。底本となっている伝記は、かなり新しいものと思われ、しかも58歳示寂説である。江戸時代に度々刊行された道元禅師の絵伝に対抗して出されたとされている。檀信徒に絵解きで瑩山禅師伝を開示しようとしたものである。下絵は松下尚悦氏、版木は市川鎌次郎氏の刻である。なお、現在、この版木は焼失しているとのこと。詳しい画像は、『禅の風』第37号(曹洞宗宗務庁、2011年)で見ることが可能。

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