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【定義】

坐禅を主たる宗旨とする仏教の宗派のこと。これを略して、「禅宗」とする。
はじめ達磨大師、嵩山の少林寺にして九年面壁のあひだ、道俗、いまだ仏正法をしらず、坐禅を宗とする婆羅門となづけき。のち代代の諸祖、みなつねに坐禅をもはらす。これをみるおろかなる俗家は、実をしらず、ひたたけて坐禅宗といひき。いまのよには、坐のことばを簡して、ただ禅宗といふなり。 『弁道話

ただし、道元禅師は、坐禅とは、いわゆる禅定の発現にのみ用いられるものではなく、まさしく仏行であるとして、坐禅ばかりを行う宗派であっても、「坐禅宗」と呼んではならないと批判される。

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