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【定義】

禅宗寺院に於ける食堂。現在の臨済宗、そして黄檗宗の七堂伽藍では、僧堂の代わりに禅堂と斎堂が含まれる。また、日本曹洞宗では用いない。

【内容】

古来、僧堂は坐禅・食事・睡眠を取る場所であったが、特に公案禅の発達により僧堂の機能よりも方丈の機能が強化されるに従い、規模が小さくなって、禅堂と斎堂が設けられるようになったともされている。
忠曰く、斎堂は即ち食堂なり。食堂は即ち僧堂なり。今、日本黄檗山、僧堂の外に別に斎堂を設く。蓋し大清の禅林是の如し。古に非ざるなり。 無着道忠『禅林象器箋』二「殿堂門」

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