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【定義】

江戸時代の宗乗家、指月慧印が記した仮名法語。文化9年(1812)に刊行された、全1巻。

【内容】

本書は、識語がないため、撰述年次などは明らかになっていない。内容は、仏法僧の三宝帰依することを説いたものであり、三宝の功徳である一体・現前・住持の区別を説きながら、同時にその三種の三宝の功徳は平等であり、帰依とは、自心他心体無二に達するべきことなどが、簡易な文体で平易に説かれている。『指月禅師仮名法語』に収められるなどしたが、現在では、『曹洞宗全書』「禅戒」巻にて、そのテキストを見ることができる。

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