参学師

【定義】

①仏道を学ぶために、就いた師のこと。本師とは別のようである。

本は是、比叡山首楞厳院の僧なり。本房は下椙井房なり。本師は明瑤（明融）阿闍梨なり。建仁寺の栄西僧正に参じ、礼して参学師となす。　『明全戒牒奥書』

②昨今用いられる表現で、学人が僧堂に安居した際、就いた師に対して用いられる尊称。しかし、現在の曹洞宗が定めている、「三師」に関する正式な表現ではない。なお、「参学小師」となれば、逆に参学している弟子のことである。本来的には依止師とでも呼ばれるべきなのであろう。

タグ

名前	ユーザIDを使用しないで書き込む	ユーザーIDを使う	ログインする
画像コード	画像に記載されている文字を下のフォームに入力してください。
備考	「http://」を含む投稿は禁止されています。
本文
利用規約をご確認のうえご記入下さい

つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉