【定義】
曹洞宗の各地に於ける宗務機関である。「曹洞宗宗務所規程」に定めるところにしたがい、都道府県単位で、寺院数に応じて1〜4箇所置かれ、また場合によっては複数の県にまたがって1つの宗務所であることもあるが、全国で66箇所の宗務所になる。置かれる場所は、宗務所長の自坊や、特別寺院の場合などがある。また、これらの宗務所には、各地の地勢や慣行、歴史的経緯などを踏まえて、基本的に30ヵ寺程度を単位とする「教区」に分かれる。
各地の宗務所には、宗務所長・副所長・教化主事・庶務主事・梅花主事・人権擁護推進主事(以上は各1名)・書記・事務員(以上は若干名)の役職員が置かれる。
【内容】
歴史的経緯としては、江戸時代に各藩に置かれた「僧録」が原型となっている。僧録は、各藩に所在する寺院や僧侶を管理監督する機関である。それが、明治時代になって、「曹洞宗務局」が設置されると、各藩は廃藩置県によって(都)道府県となり、そこで「僧録」の多くは「宗務支局」となった。これが、現行の宗務所の始まりである。
曹洞宗の各地に於ける宗務機関である。「曹洞宗宗務所規程」に定めるところにしたがい、都道府県単位で、寺院数に応じて1〜4箇所置かれ、また場合によっては複数の県にまたがって1つの宗務所であることもあるが、全国で66箇所の宗務所になる。置かれる場所は、宗務所長の自坊や、特別寺院の場合などがある。また、これらの宗務所には、各地の地勢や慣行、歴史的経緯などを踏まえて、基本的に30ヵ寺程度を単位とする「教区」に分かれる。
各地の宗務所には、宗務所長・副所長・教化主事・庶務主事・梅花主事・人権擁護推進主事(以上は各1名)・書記・事務員(以上は若干名)の役職員が置かれる。
【内容】
歴史的経緯としては、江戸時代に各藩に置かれた「僧録」が原型となっている。僧録は、各藩に所在する寺院や僧侶を管理監督する機関である。それが、明治時代になって、「曹洞宗務局」が設置されると、各藩は廃藩置県によって(都)道府県となり、そこで「僧録」の多くは「宗務支局」となった。これが、現行の宗務所の始まりである。
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