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【定義】

八大人覚の一。智慧を修行すること。智慧に基づいて修行すること。
七には修智慧。(聞・思・修の証より起こるを、智慧と為す。)仏言く、汝等比丘、若し智慧有らば、則ち貪著無し。常に自ら省察して、失、有らしめざれ。是れ則ち我が法の中に於いて、能く解脱を得るなり。若し爾らずば、既に道人に非ず、又、白衣に非ず、名づくる所無きなり。実智慧の者は、則ち是れ老病死海を度る堅牢の船なり。亦、是、無明黒闇の大明灯なり。一切病者の良薬なり、煩悩の樹を伐るの利斧なり。是の故に汝等、当に聞・思・修の慧を以て、自ら増益すべし。若し人、智慧の照有るは、是れ肉眼なりと雖も、是れ明見の人なり。是を智慧と名づく。 『正法眼蔵』「八大人覚」巻

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