曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

中身に臭い物を入れている皮袋のことで、我々人間の肉体を指す。或いは、腐臭を発するかのような態度・見解を持つ禅僧を批判するために使われる言葉。
しかあるに、大宋国の一二百余年の前後にあらゆる杜撰の臭皮袋いはく、祖師の言句、なほこころにおくべからず、いはんや経教は、ながくみるべからず、もちいるべからず、ただ身心をして枯木・死灰のごとくなるべし、破木杓・脱底桶のごとくなるべし。かくのごとくのともがら、いたづらに外道・天魔の流類となれり。 『正法眼蔵』「仏経」巻

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